坐禅とは

私は各地での坐禅会によく参加させてもらいます。

先日も某坐禅堂での２泊の坐禅会に参加してきました。…そこで少し坐禅について書く事にします。

坐禅とは…。

写真をご覧になれば分かる通り、坐禅とはそのように座る事です。ただそのようにひたすら座るのです。

「体」はそうなのですが、さて「心」の方は？

…ここのところ、中々簡単には語れません。しかし、真向法との関係で言えば、少しは簡単になるかもしれませんね。

真向法はご存知の通り「ストレッチ」というエクササイズ、実は坐禅も体の面だけを言えば、「しっかり座る」というエクササイズなんです。いかがですか？

さて、真向法は基本、体がテーマです。坐禅は心がテーマ。ところでこの心とは？これは一体何なのでしょうか？真向法の「体」というのはまだ分かり易いのですが、坐禅の「心」とは…。

坐禅をすることは、この「自分の心を知る」という事にひとつの意味があります。とは言っても、この自分の心、これほど漠然としたものもありませんよね。しかし、坐禅エクササイズの凄い力によって、この漠然とした心なるものがハッキリとし始めるのです。

これについては今は細かな話はしませんが、一つだけ坐禅の本質についてお伝えします。

それはただ静かに心を落ち着け（これが言うほど簡単ではないのですが）、ただズンズン座る（これも簡単ではない、笑）に従い自分の本質が見えてきます。そしてその本質が見え始める時、それまでの世界が変わり始めます。

座るという「エクササイズ」を通して、人の心に大きな変化を起こす、実にこれが坐禅というものです。そしてこの変化の本質とはどのようなものなのか…これは後日の楽しみと致しましょう。